1960-04-13 第34回国会 衆議院 文教委員会 第12号
私は別に内藤さんがN項と申し上げたのではない。あなたは即断される傾向がある、こういうことも御注意を願いたい。私は少なくとも文部省という役所はどの役所よりもきれいな役所で、また文部省のやっている仕事はきれいでなければならないと思う。道徳の徹底を強く訴えておられるが、教科書の販売については全く驚くべき事態が発生して、公取自身でさえも不正な行為があることをすでに耳にしておられる。
私は別に内藤さんがN項と申し上げたのではない。あなたは即断される傾向がある、こういうことも御注意を願いたい。私は少なくとも文部省という役所はどの役所よりもきれいな役所で、また文部省のやっている仕事はきれいでなければならないと思う。道徳の徹底を強く訴えておられるが、教科書の販売については全く驚くべき事態が発生して、公取自身でさえも不正な行為があることをすでに耳にしておられる。
しかしながら、最近週刊誌や新聞に検定の問題でこれだけ騒ぎ立てられ、N項、M項と言われ、N、Mというなぞの言葉などで文部省の内部に巣食ろう反動的な人材がひそんでおるというような批判をしておる人もあるのですが、こういうような書きぶりで天下の有力な大新聞が批判をし、あるいは週刊誌が書いているというところには、N、Mがどれがどれになっておるか知りませんが、しかし、そういうなぞの人物が、あるいは有力なる人物がひそんでおるというような
○小牧委員 検定の問題についてはもう多くを聞きませんが、最後にお伺いしたいのは、よく世間ではM項パージとかあるいはさらにN項パージとか、こういう言葉を使っておる。私も最初はよくわからなかったのでありますが、M項というのは村尾次郎、N項というのは内藤初中局長、こういう話であります。